【2020年最新】海外送金サービス・銀行6選をまとめて比較!フランスへの送金におすすめなのは?

フランスへの留学中や移住後に欠かせない、海外送金。主に海外送金専門サービスと銀行による送金から選ぶのが一般的です。

とはいえ、三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行といった大手国内銀行をはじめ、楽天銀行、セブン銀行、ソニー銀行など、後発企業によるサービス展開が乱立しているため、どれを選べばいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、人気の海外送金サービス・銀行による海外送金をまとめて比較し、おすすめのオプションをご紹介します。

海外送金サービス・銀行の選び方

まずは、海外送金サービス・銀行を選ぶ際に注目するべきポイントを確認しましょう。

①為替レートで選ぶ

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海外送金に伴う為替レートは、為替市場の数字とイコールではありません。企業ごとにレートが異なるため、必ずチェックしましょう。

送金額が大きくなればなるほど、レートの影響も大きくなります。たとえ手数料が安くても、レートが悪いと、損をしてしまうことも少なくありませんので、要注意です。

②手数料で選ぶ

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手数料は、送金1回につき設定されていることが一般的です。そのため、送る金額が大きいほど、手数料の影響度は低くなります。

注意したいのは、「送金手数料」だけを見て判断しないこと。海外送金に伴う手数料としては、「送金手数料」の他に、「中継手数料」「その他の手数料」が存在します。

広告などで大々的に宣伝されるのは「送金手数料」だけである場合が多いため、他の手数料の存在を無視してサービスを利用すると、思わぬコストがかかってしまう恐れも。

必ず各種手数料の総額を計算し、金額が不明な場合は問い合わせるなどして確認しましょう。

③振替の早さで選ぶ

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送金手配から実際に振替が完了するまでの時間の短さも、チェックしたいポイントです。基本的には、海外送金サービスの方が銀行よりも早く振替される傾向にあります。

銀行同士の国際送金は、SWIFTと呼ばれる中継システムを利用しており、国際送金提携をしていない銀行同士では、最大で3つもの中継銀行をはさんで取引が行われる場合もあります。

海外送金サービスでは、そうした中継機関がないため、早ければ当日、遅くとも3営業日程度で振替できることが一般的です。

④利用条件で選ぶ

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現在、国内銀行の海外送金サービスなどを使う場合は、マイナンバーの提出が必須です。

海外在住歴が長くマイナンバーを受け取っていないなど、なんらかの理由でマイナンバーを使えない人は、Transferwiseなどの送金サービスがおすすめです。

また、送金先の国によっては、銀行や送金サービスに貨幣の取り扱いがない場合もあります。ドルやユーロ、ポンドといったメジャーな貨幣なら困ることはありませんが、マイナー貨幣での受け取りを希望する場合は、使えるサービスが制限されることを承知しておきましょう。

おすすめ海外送金サービス・銀行6選!

ここからは、海外在住の日本人に人気の高い海外送金サービス・銀行の特徴を具体的にご紹介します。

為替レート等の数字は、2020年6月時点でのデータを参照しています。

Transferwise

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海外送金サービスの最大手・Transferwise。物理的な店舗を持たず、すべての取引をオンラインで済ませることで、コスト削減を達成しています。

隠し手数料がなく、送金時に手数料やレートが表示されるという明朗なシステム。日本からフランスへの送金であれば、約1日で振替が完了します。

登録時には日本の住所と本人確認書類が必要ですが、マイナンバーは不要です。日本語のサポートサービスも完備しており、万一の時の問い合わせにも不自由がありません。

サービス内容
為替レート 123.450 (ユーロ/円)
手数料 送金手数料:送金額の0.35~5%/中継手数料:-/その他の手数料:-
所要日数 1日
利用条件 マイナンバー不要/日本の住所と本人確認書類が必要/日本口座より送金・海外口座に入金
公式サイト https://transferwise.com/

Western Union

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老舗送金サービスWestern Unionは、海外に送ったお金をキャッシュで受け取れる点が特徴です。もちろん、オンライン取引のみの使用も可能。

送金手数料なしで使うことができ、レートはTransferwiseに比べるとやや劣るものの、大手銀行と比較すればお得です。

海外移住後、すぐに銀行口座を作れない場合などに重宝します。

サービス内容
為替レート 0.0082 (円/ユーロ)
手数料 送金手数料:390円〜9000円(金額に応じて変動)/中継手数料:-/その他の手数料:-
所要日数 1〜3日
利用条件 日本国籍の場合、マイナンバーが必要。/日本の住所、電話番号が必要/日本口座より送金・海外口座へ送金あるいは店舗にて現金受け取り
公式サイト https://www.westernunion.com/jp/en/home.html

PRESTIA

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三井住友系の信託銀行であるPRESTIA。国内銀行による海外送金の中では比較的レートがいいものの、手数料は高く設定されています。

少額を徐々に送金するよりも、一度に多額の送金をする人に適した銀行だと言えるでしょう。

オンライン口座にあらかじめ入金しておけば、為替のいいタイミングを見計らってパソコン上ですぐに外貨振替ができます。

日系信託銀行らしい丁寧なカスタマーサービスも魅力的で、信頼と安心感を求める人におすすめです。

サービス内容
為替レート 124.494(ユーロ/円)
手数料 送金手数料:3500円/中継手数料:0~5,000円/その他の手数料:-
所要日数 約1週間
利用条件 マイナンバー必要/日本の住所、電話番号、身分証明書が必要/日本の口座より送金・海外の口座に振替
公式サイト https://www.smbctb.co.jp/en/index.html?_ga=2.186500457.1922522661.1594820374-1182155093.1594820374

ソニー銀行

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銀行系送金サービスとしてはレートがいいことで知られるソニー銀行。ただし、手数料が事前にわからないなど、不便な点もあります。

特に注意する必要があるのは、日本非居住者は海外送金サービスを利用できないということ。

フランス在住の人がソニー銀行の海外送金サービスを利用したい場合、日本在住の家族などに送金手続きを依頼することになるでしょう。

サービス内容
為替レート 123.53(ユーロ/円)
手数料 送金手数料:3000円/中継手数料:3,000円/その他の手数料:5,000円
所要日数 1〜4日
利用条件 マイナンバー必要/日本の住所、電話番号、身分証明書が必要/日本の口座より送金・海外の口座に振替/日本非居住者はサービス利用不可
公式サイト https://moneykit.net/

楽天銀行

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楽天銀行の海外送金のメリットは、利用手続きが簡単なこと。既に口座を持っていれば、オンラインでマイナンバー情報等を提出するだけで済み、書類の郵送などをする必要はありません。

海外在住でも使えるので便利ですが、手数料の高さがネック。専門の海外送金サービスと比較すると、やはり見劣りします。

クレジットカードや楽天市場など、各種サービスを楽天に一本化している人であれば、ポイントやキャンペーン目当てに開設しておいてもいいかもしれません。

サービス内容
為替レート 124.874(ユーロ/円)
手数料 送金手数料:750円/中継手数料:1000円/その他の手数料:3000円〜
所要日数 1〜3日
利用条件 マイナンバー必要/楽天銀行口座の開設が必要
公式サイト https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/

Paypal

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国境をまたいだビジネスの支払いで有名なPayPalも、2019年より個人間の海外送金サービスを開始しています。

送金手数料は安いものの、為替レートが市場価格+4%程度と、非常に悪い点がネック。

TransferwiseやWestern Unionといったメジャーな海外送金サービスと比較して、あえて選ぶ理由は見つからないのが正直なところです。

サービス内容
為替レート - (ホールセール価格+3.5~4%)
手数料 送金手数料:490円/中継手数料:-/その他の手数料:送り手が負担する場合は送金金額の4%、受け取り手負担の場合は3%
所要日数 1日
利用条件 マイナンバー不要/本人確認書類が2点以上必要/日本の銀行口座→日本のPayPalアカウント→海外のPayPalアカウント→海外の銀行口座
公式サイト https://www.paypal.com/us/home

海外送金サービスは時間に余裕をもって選ぼう

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日本からフランスへの移住にあたって欠かせない、海外送金口座の開設。開設審査をふくむ手続きに時間がかかるため、渡航ギリギリに気づいて開設が間に合わなかったという人も少なくありません。

選択肢が少なくなると、お得なサービスを使いそびれてしまうおそれも。渡航時期が決まったら、なるべく早めに手続きを始めることをおすすめします。

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